食物繊維の色々
2020年05月04日
ダイエットの時など必ず出てくる「食物繊維」 一言で食物繊維と言っても、水溶性と不溶性の2種類があります。 両者をバランス良く摂ることが大切ですが、それぞれの特徴を。 〈水溶性〉 ・水に溶ける成分が構成。有名なものがペクチン、海藻類に含まれアルギン酸、こんにゃくに含まれるグルコマンナンなど ・水分保持力が強く水に溶かすとゲル状に変化する ・コレステロールを吸収し体外へ排出する ・炭水化物の消化・吸収を穏やかする ・血糖値の急上昇を防ぐ ・腸粘膜を守る ・善玉菌を増やし整腸作用 〈不溶性〉 ・水には溶けず、繊維質が多くよく噛む食品に多く含まれる(豆類、切干大根、おから、えのき、アーモンド等) ・腸を刺激して蠕動運動を活発にする ・胃腸で水分を吸収し、便をカサ増しする ・とり過ぎると、便が硬くコロコロ状になる 水溶性、不溶性の摂取バランスは、1対2。 両方の繊維をバランスが良い食品としては納豆・ゴボウ・オクラ・アボカド等があります。 繊維の目標摂取量は、1日辺り男性が19g、女性が17gとされています。 しかし、現状は14g未満の摂取にとどまっています。 美容の面は勿論、健康面でも必要な食物繊維なので不足がちな方は、サプリメントや補助食品等で補ってみてはいかがでしょうか?