隠れ家サロン デュ・ルー高輪
 
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現代日本でも新型栄養失調?セルフチェックも!

2020年10月01日

意外かもしれませんが、栄養失調は飽食の現代日本で、ひと昔前とは違う状態でたくさんの方が抱えています。 新型栄養失調とは、栄養過多でありながら栄養失調でもある状態。   カロリーとしてのエネルギーは足りているのに、タンパク質やビタミン・ミネラルや食物繊維など特定の栄養素が不足している状態のことです。 特に、タンパク質不足の状態をさします。 タンパク質は、体の素となる栄養素で筋肉や血管、免疫細胞や臓器の材料です。 材料不足になると、口内炎が出来やすい、貧血、疲れやすい、風邪を引きやすい、肩凝り、筋力が減り転びやすくなったり、免疫力低下など体の不良や気分が沈みがちでイライラするなどのメンタル的にも症状が出てきます。   タンパク質を多く含む食品は、大豆などの植物性と肉や魚、卵や乳製品などの動物性の2種類があります。 植物性は、動物性に比べてカロリーや脂質を抑えて効率よくタンパク質が取れるので大豆製品は積極的に食べて下さい。 特に、50歳以降の方はタンパク質の処理能力が落ちてくるためにタンパク質は多目に取ることが推奨されています。   具体的には、1日の目安として肉と魚だそれぞれ70g、卵1コ、牛乳200ml、油脂類を1日。   新型栄養失調が起こる原因としては、女性に多い過激なダイエットや働き盛りの多忙過ぎる生活習慣や加齢などがあります。   ・過激なダイエットは栄養素が偏りがち ・多忙過ぎる毎日で、朝食抜きで睡眠時間を確保して昼飯は時間の掛からないお蕎麦や牛丼、夕食は残業の為にコンビニ弁当やカップ麺などのインスト食品ばかりの食生活 ・加齢により、食自体が細くなり、胃もたれや各種数値が気になり肉や魚を避けたり、野菜を食べなかったり、特定の好物ばかり食べてる   こんな食生活では、不足してしまう栄養素が出てきてしまいます。 ・野菜メインのダイエット時は、タンパク質が不足しがちなので肉もしくは魚を1日1回食べる ・油を避けている時は、脂質が不足しがちなのでオリーブオイルを使った料理を週2,3日食べる ・コンビニ弁当やインスト食品ばかりの時のは、ビタミンやミネラル不足になりやすいので1日1回は野菜サラダや煮物メニューを追加する ・間食が多い時は、タンパク質やビタミン・ミネラルが不足しがちなので野菜サラダや煮物を毎食追加する ・丼やラーメンばかりの時は、ビタミン・ミネラルが不足しがちなので食べた次の食事は肉もしくは魚1品と野菜を1品のメニューに変更 ・お酒ばかりの時は、タンパク質やビタミン・ミネラルが不足しがちなので酒のツマミは肉もしくは魚料理や野菜料理を選ぶ   最後に、新型栄養失調かどうかのセルフチェック方法のご紹介です。 むくみがない時の一番太い部分のふくらはぎを、両手の親指と人差し指で囲います。囲えて指先が届くか確認下さい。 指先が届いてしまう時は、新型栄養失調が疑われますのでご注意下さい。 また、血液検査で出るアルブミン値(ALB)は肝臓で生成される要素ですが、数値が3.5/dl以下は低栄養、3.8/dlで予備群とされていますのでご参考下さい。     *_*_*_*_*_*_*_*_* 慢性的なむくみや冷えが気になる時は、是非リンパドレナージュをお試しください。